「here / ヒア」


北林みなみ展『here / ヒア』
2025年7月16日(水)〜8月3日(日)
平日11:30〜19:30 土日祝日11:00〜19:30
月曜休 ※祝日の月曜日も休廊します。

北林みなみは自分のからだの内に空いた“穴”の奥に見える景色を描いてきた。そこには 森があり、海や湖があった。目に見えない景色を残そうとたくさんの絵を描いた。その景色の中にいる時間が彼女にはとても大切だった。あらゆる人の内にもそれぞれの景色が広がっていると彼女は思う。「あなたが、わたしの絵の前に立つように、わたしも、あなたのとなりに立って、その景色を眺めてみたい」。本展では2025年制作の新作絵画やドローイングのほか陶芸作品も発表する。濃密な色彩で描き出される植物は生命力を放ちながら画面を埋め尽くし、いまここにいる小さな私たちを圧倒する。

▶︎作家プロフィール

【作家在廊予定】
・7月16日(水) 12:00-15:00
・7月19日(土) 12:00-18:00
・7月20日(日) 13:00-18:00
・7月26日(土) 13:00-18:00
・7月27日(日) 13:00-16:00
・8月2日(土) 13:00-18:00
・8月3日(日) 13:00-19:00


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「ぼくらを物語りはじめる風景」


くまのひでのぶ展『ぼくらを物語りはじめる風景』
2025年6月25日(水)〜7月13日(日)
平日11:30〜19:30 土日祝日11:00〜19:30
月曜休

くまのひでのぶは「暮らしに寄り添う絵画を作ること」を目指す。東京から飛騨高山に越し5年を経て「暮らし」への想いに変化を感じている。今、彼の想いの源は、目の前にただある、何も言わず当然のように過ぎゆく風景だ。雪深い冬を抜け一斉に芽吹く色。残雪を被った高い山々、そこに映る夕日。冷たい湧水の気持ちよさ、懸命に咲く草花。「人の営みの美しさと切実さだけでなく、人以外の営みのなかに共にあることの大らかさが、ぼくらがぼくらである理由で、そこにいる風景がそのままぼくらの物語りになっていく」。彩度鮮やかな色の層をひっかいて描く彼の表現には、新たに鈍色や淡色の色彩が加わり、本展では筆描きで細やかな風景が加えられた作品にも出会うことができる。

▶︎作家プロフィール

【作家在廊予定】
※在廊日時は都合により変更が生じる場合がございます。
・6月25日(水) 13:00-19:00
・6月28日(土) 14:00-18:00
・6月29日(日) 14:00-18:00
・7月12日(土) 14:00-18:00
・7月13日(日) 14:00-19:00


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「きらきらの石、馬、草原」


玉川桜展『きらきらの石、馬、草原』
2025年6月4日(水)〜6月22日(日)
平日11:30〜19:30 土日祝日11:00〜19:30
月曜休

玉川桜は何を描こうかと考える時、メモしていた断片的なイメージをつなぎ合わせてみることがある。一見バラバラなものたちが一つの画面に収まることで、自分でも想像していなかった景色や関係性が生まれ、絵が自分のイメージを拡張してくれる感覚があり、それが面白いのだという。本展では油彩画に加えドローイング作品などを展示し、鑑賞者の想像力が膨らむ空間づくりを目指す。玉川桜の描きだす世界の中で、不思議で愉快な住人たちが楽しい連鎖を生み出し、私たちの脳内を軽やかに刺激する。

▶︎作家プロフィール

【作家在廊予定】
※在廊日時は都合により変更が生じる場合がございます。
・6月4日(水) 12:00-18:00
・6月5日(木) 17:00-19:00
・6月6日(金) 未定
・6月7日(土) 12:00-18:00
・6月8日(日) 12:00-19:00


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「螺旋の命脈」


越後しの展『螺旋の命脈』
2025年5月14日(水)〜6月1日(日)
平日11:30〜19:30 土日祝日11:00〜19:30
月曜休

「螺旋」は、世界の様々な文化の中に見出される形である。ヨーロッパでは最も古典的なボードゲームである「がちょうのゲーム」もそのひとつで、「反時計回りの螺旋形」と「63マス」という決まり事の中に人間の生が象徴的に散りばめられたそのフレームは、芸術作品としても不思議な魅力を放っている。
越後しのが今回発表する作品群は、この伝統的なフレームの中に自分の世界を組み込もうという意欲的な試みである。63マスというルールをあえて踏襲した「螺旋の命脈」、花と木をめぐる一冊の随筆集に魅了されて生まれた新作「36の季節」、さらには越後しのによる「がちょうのゲーム」まで、不思議な螺旋の世界が広がる展示空間となっている。

▶︎作家プロフィール

【作家在廊予定】※初日のみ在廊
・5月14日(水) 12:00-18:00


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「home,colours」


藤川孝之展『home,colours』
2025年4月23日(水)〜5月11日(日)
平日11:30〜19:30 土日祝日11:00〜19:30
月曜休 ※祝日の月曜日も休廊します。

家があり、人や動物がいて植物がある風景。リズミカルにつながる描線と色彩が作り出す イメージ。本展では、顔料を用いて描いた絵画をはじめ、様々な形に切り抜いた紙に両面 彩色した作品や、天井から吊るすモビールのような作品も発表する。藤川孝之が描く色彩 のなかに身を置けば、風薫る街を漂うような心地よさを味わえるだろう。

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【作家在廊予定】
※作家在廊時にはギャラリーにて在廊制作を行います。
※在廊日時は都合により変更が生じる場合がございます。

・4月29日(火祝) 12:00-18:00
・4月30日(水) 12:00-18:00
・5月 2日(金) 12:00-18:00
・5月 3日(土祝) 14:00-18:00
・5月 4日(日祝) 14:00-18:00

・5月 6日(火祝) 12:00-18:00
・5月 7日(水) 12:00-18:00
・5月 8日(木) 12:00-18:00
・5月 9日(金) 12:00-18:00
・5月10日(土) 12:00-18:00
・5月11日(日) 12:00-19:30

投稿日:

「ときめき」


北岸由美展『ときめき』
2025年4月2日(水)〜4月20日(日)
平日11:30〜19:30 土日祝日11:00〜19:30
月曜休

【作家在廊予定】
※都合により在廊日時は変更になる場合がございます。
・4月 2日(水) 11:30-19:00
・4月 5日(土) 12:00-15:00
・4月 6日(日) 13:00-17:00
・4月12日(土) 13:00-17:00
・4月13日(日) 13:00-17:00
・4月20日(日) 13:00-18:00

「“絵を見るたびにいつもときめいています”。 いただいた手紙に書かれていたこの一言がとてもうれしくて今回展示のテーマに選びました。」大切な手紙、机の上に並べた小さな宝物たち、ジャムのクッキー、水玉模様の花束、白黒模様のねこ…。本展では「わたしに“ときめき”をくれるもの」をテーマに北岸由美が描き下ろした原画作品や新作雑貨を発表する。お気に入りをひとつずつ愛でるように描き出されたとびきり可愛くユーモラスなモチーフ達が展示空間を賑やかにうめつくす。

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「green lung」


古田和子展『green lung』
2025年3月12日(水)〜3月30日(日)
平日11:30〜19:30 土日祝日11:00〜19:30
月曜休

【作家在廊予定】
※都合により在廊日時は変更になる場合がございます。
・3月12日(水) 14:00-18:00
・3月29日(土) 14:00-18:00
・3月30日(日) 14:00-19:00

私たちは庭の自然に季節の移ろいを感じ、時にその景色はいつかの感情を呼び起こす引き金となる。古田和子は庭に咲く満開の金木犀を見て優しい香を感じるたび、昨年の秋に空に旅立った人の笑顔を思い出すだろうと話す。
“green lung”は、ヴォルフガング・タイヒェルト著「象徴としての庭園」に登場する言葉だ。文中の意とは異なるが“緑の肺”こそ自身にとっての「庭」であると古田は感じた。緑を眺め感じることで体内に新鮮な空気が入るように心も深呼吸することができるのだという。本展では庭をテーマに古田が出会った物語を描いた作品を展示する。鑑賞者がそれぞれの庭や思い出を呼び起こし、そして心の空気が入れ替わるような気分になってもらえたら、と古田は願う。

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「記憶のかけら」


ダイモンナオ展『記憶のかけら』
2025年2月19日(水)〜3月9日(日)
平日11:30〜19:30 土日祝日11:00〜19:30
月曜休
※祝日の月曜日も休廊します。

【作家在廊予定】
※都合により在廊日時は変更になる場合がございます。
※在廊時間は決まり次第追ってお知らせいたします。
・2月28日(金) 13:00-18:00
・3月 1日(土) 13:00-18:00
・3月 2日(日) 13:00-18:00

「ダイモンナオは自身が運営する京都の町屋空間「草と本」にて「お絵描き会」を主宰している。参加者には物をよく見て上手く描くのではなく頭の中に浮かんできた色をそのまま紙にのせ想定外の作品が仕上がる面白さを味わってもらうという。そのなかで、作家も自分の内に生まれてくるイメージを自然に任せて描くようになった。形の連なりや色彩の響きを思いつくまま紙にのせ、遊ぶように自由にのびやかに描く。ダイモンナオの「記憶のかけら」は純度を保ちながら紙の上で心地よく繋がっていく。

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「光は自由に行き来し、血管は私をめぐる」


井澤由花子展『光は自由に行き来し、血管は私をめぐる』
2025年1月29日(火)〜2月16日(日)
平日11:30〜19:30 土日祝日11:00〜19:30
月曜休

2月9日(日)「ティータイムのトーク型鑑賞会」開催のお知らせ・参加ご希望の方はこちら ※終了しました

【作家在廊予定】
※都合により在廊日時は変更になる場合がございます。
※作家在廊日時が追加になる場合は追ってお知らせいたします。
・1月29日(水) 13:00-18:00
・2月 1日(土) 13:00-18:00
・2月 8日(土) 13:00-18:00
・2月 9日(日) 13:00-18:00
・2月15日(土) 13:00-18:00
・2月16日(日) 13:00-18:00

「その森を抜けていくと小さな泉があった そこにいたのは私の子供たちのはずだった 葉のささやきと水の色 細胞に境界はない 光は自由に行き来し、血管は私をめぐる」 井澤由花子は子を宿した時、自身の内側にある世界に人が住んでいると強く意識した。本展では、子が胎内で見る世界を描いた作品群と、子供たちの成長や日々の営みを抽象的に表現したドローイング作品を出品する。行き交う色彩の森は僅かな熱と湿度を帯び、どこまでも深く鑑賞者を包む。

協力: パトロンプロジェクト

作家プロフィール

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「Play house」


スガミカ展『Play house』
2025年1月7日(火)〜1月26日(日)
平日11:30〜19:30 土日祝日11:00〜19:30
月曜休
※祝日の月曜日も休廊します。

【作家在廊予定】
※都合により在廊日時は変更になる場合がございます。
・1月 7日(火) 14:00-19:00
・1月11日(土) 12:00-19:00
・1月12日(日) 13:00-19:00
・1月18日(土) 13:00-19:00
・1月19日(日) 13:00-19:00
・1月24日(金) 13:00-19:00
・1月25日(土) 13:00-19:00
・1月26日(日) 13:00-19:00

「おしまいとはじまりは永遠に続いている気がする。生まれてくること、眠りにつくことすべてが愛しく、不可思議なことにクスッと笑ってみたり。そんな自分自身の“Play house”(小さな劇場)で幕を開け、もうひとりの自分と遊ぶことができれば、それはとても素敵なんじゃないかなと思う。」生まれてくる愛らしいもの。枯れて次へ向かうもの。それらは相反するようで地続きにあるという彼女の死生観のもと描き出されるのは、玩具や人形など「劇場」の役者たち。そのあどけなくもアイロニカルな微笑みが鑑賞者を射抜く。

作家プロフィール

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